高血圧の検査
日本高血圧学会のガイドラインによると、高血圧は、収縮期血圧(上の値)が140mmhg以上、拡張期(下の値)が90mmg以上の場合をいいます。
そしてこの値を正確に測るためには、病院の診察室で水銀血圧計で図ってもらうか、自動血圧計を使用して正しい数値を把握することが必要です。
ただ、注意する点があります。血圧は一定しているわけではなく、運動の強さや睡眠不足など外的要因により、変動することがあります。特に強い運動をした後などは、正確な血圧を測れなくなりますので注意をしましょう。
血圧を測るときは、少なくとも15分間は静かに座っているようにしましょう。また、タバコやカフェインなども血圧が変動する要因となりますので、血圧計測30分ぐらい前には、これらのものを控えるようにしましょう。
日々の血圧をチェックしましょう
病院で血圧を測ることももちろんいいのですが、家庭で日々血圧を図ることもとても大事です。どうしても病院ですと頻繁に血圧を測ることができませんから、家庭血圧検査は大事なのです。
また、今ではたくさんのメーカーが高性能な自動血圧計を発売しています。これら商品により、家庭でも正確な血圧の値を測ることができるようになりました。
家庭で血圧を測る場合は、できれば朝と夜少なくとも1回は測りたいものです。朝は起床後、1時間以内、夜は寝る前に測るようにしましょう。
血圧を測る前数分間は、安静にしましょう。週数回でもいいですから、できるだけ同じ時刻に測ることにし、しっかり記録をし健康維持に努めましょう。
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